朝食抜きは太る原因
痩せるために2食主義、という人がいるがこれは間違い。朝食を抜くとかえって太ります。
同じ1日2食でも、朝食をしっかり食べて昼食を抜くのだったらこれは太らない。
朝食を抜いて体を動かすと、太るホルモンが出る、これは身体が飢餓感を覚えてしまうからである。
少しづつ物を食べていると、身体はいつでも栄養が取れると安心しているが、
すきっ腹にドカッと食べると、次はいつ栄養が取れるのかわからないので、栄養を脂肪に変えてためておこうとする。
脳は「今度食べ物を食べた時は、次の空腹に備えてエネルギーをできるだけ脂肪の形でたくわえておく必要がある。」と考えてしまうからなのです。
朝食から夕食までの間で、昼食を抜いても意識の飢餓感はあっても、身体の飢餓感は起こっていない。
ところが朝食抜きだと、前日の夕食からその日の昼食まで、15時間以上も胃腸の働きは止まっていることとなる。
これは一種の飢餓状態で、そこに食べ物が入ってくると、代謝作用が盛んになり、糖質・脂質の吸収が早くなる。
飢えている身体は、必要以上にエネルギーを脂肪の形で留め込もうとしてしまうこととなる。
毎日がこの繰り返しでは、体重は次第に上昇していってしまいます。
相撲の力士を太らせているのも、朝早く起き、朝食前に猛稽古をすることにより少しでも体を飢餓状態にします。
身体のエネルギーを十分使ったのちに、朝食でドカ食い、というか無理やり身体に詰め込む。そして、エネルギーを使わないように昼寝で身体の中にエネルギーを最大限ため込む。
その後、昼食はとらず夕食前に猛稽古、ここでまた飢餓状態にしてから夕食。
1日2食で、最大限体重増加をし、身体を作る稽古法なのです。普通の人が1日2食状態をするのとは少し違いますが理屈は同じです。
飢餓状態を作るということは結果太ることにつながります。
水泳教室で太る?
腰痛に効果があるのでプールを歩いている。
ダイエットをしたくて水泳教室に通っている。
など、様々な理由で水泳教室に通っている方の中に、通い始めてからかえって体重が増加してしまった経験がある方がいるでしょう。
この太ってしまった方の共通点は「プールから出たとき、いつも寒く感じる」ことです。
なぜ、寒く感じる方が太るのか。それは、身体を冷やすと身体を防寒しようとして脂肪を増やしてしまうからなのです。
一生懸命にプールの中で運動して、出た後があつい位ならやせる効果は十分期待できますが、寒ければ逆に、太ってしまうこともあるのです。
身体にいいことのはずでも、自分の体質を考えないと逆効果になることもあるのです。